
YFC会長よりブラーボ91のセッティングについて質問があり、その回答を済ませたあと近いうちに飛ばそうと思い、エンジンのクランクが回るかどうか確認したところ、硬くて回らない状態でした。
錆びているはずはなく、潤滑オイルが硬化している感じだったので、スターター用ワンウェイを壊さないためにエンジンを降ろしてみることにしました。
前回の飛行後にトリートメントオイルを使用していたのですが数年経過したため、その効果も薄れてしまったようです。

マフラーを外してエンジン固定用ボルトを緩めた瞬間にボルトが折れました。
4本のうち前側の2本です。
こんなことがあるなんてビックリ!

ボルトの折れた原因を調べてみると、説明書通りに取り付けたエンジン固定ボルトは指定通りの4X18mmでしたが、これはOS MAX91SX-Hエンジンを搭載する際の長さと判明。
エンジンマウントの穴にボルトを入れて回すとOS MAX91SX-Hの本体マウント厚さより少しだけ入る長さでストップしました。
YS91の場合エンジン本体のマウント厚さがOSよりも薄い為、ボルトの先がマウント内で底付きし、本体マウントを押さえきれずに振動で折れたのではないかと推測されます。
そこでボルトの長さが2mm短いものに変更し、更に緩み止めの菊座金と平ワッシャを入れて固定します。
降ろしたエンジンはプラグを外してプラグ穴と排気口からエンジントリートメントオイルをタップリと吹きかけ時間を置いてからファンプーリーを回すと、少しずつ回り始めました。
潤滑用オイルの硬化なのでトリートメントオイルによって軟化したあとはスムーズに回り元に戻りました。


黄色矢印のボルトが折れた部分です。
新たに長さ調整したボルトとワッシャを使用し固定しています。
スターターシャフトとスターターでエンジンを回してみると、スムーズに回転したので、作業終了です。
天気の良い日にアミーゴ30と一緒に飛行場に向かいます。
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posted by アムロジン at 18:58|
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ブラーボ91