2025年01月04日

P. VALLEY -18

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主翼と胴体の間にエンジンの排気オイルの流入を防止するため、シリコンボンドを使って隙間を埋めるシーリングを施工しました。
主翼にラップを貼り、胴体にシリコンボンドを塗布したあと主翼を胴体に固定します。
1日程度経過したあとに主翼を外し、はみ出ている部分を切り落として完了。



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赤矢印の部分がシリコンボンドの胴体内側にはみ出た部分で、胴体外側にはみ出た部分は切り落としています。
ここに主翼を装着することで隙間が無くなり、エンジンからの排気オイルの流入を防ぎます。


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2024年12月29日

P. VALLEY -17

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胴体内のサーボ取り付け用サーボベッドは、ラジコン技術に記載されている図面をコピーし、使用するサーボとスイッチに合わせて寸法を決めています。
サーボベッドの製作でエレベーターとラダーサーボ用サーボベッドは前後に2分割した構造で前側にスロットルサーボとスイッチを取り付ける構造となります。
スイッチを内蔵にしてスイッチレバーを取り付けて胴体外に出し、押してON、引いてOFFにします。
バッテリーは重心の関係で燃料タンクの後ろに配置し、ヒノキ材で固定します。

今回搭載したメカ類は下記の製品です。
全サーボ・・・・・・・・・・・ CORONA DS-329MG
受信機・・・・・・・・・・・・ SANWA RX-631
受信機用バッテリー・・・・・・ LiFeバッテリー KKHOBBY 6.6V 850mA
受信機用電子スイッチ・・・・・ フタバハイブリッドESW-1J
ロッドアジャスター・・・・・・ テトラ ロッドアジャスターML
ピアノ線・・・・・・・・・・・ テトラ ピアノ線 1.2x500



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主翼のエルロンサーボは70年代風に1サーボ仕様にしています。



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主翼スパーを重心としていますが重心位置を合わせるため、エンジン下に210gのオモリが必要でした。
アルミホイール用のバランスウェイトを使用して貼り付けています。

重量を測定してみると
主翼  638g
胴体 1478g
合計 2,116g
目標が1,900g以内だったのでかなりオーバーしましたが、重心位置合わせの210gを差し引くと1,906gなので、
バランスウェイト分が超過したようです。
カバーリングのフィルムに軽量タイプを使用すれば、もう少し軽くなったかもしれないですね。



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これで完成しましたがエンジンの慣らしが必要なので、YFC飛行場で慣らし運転を行います。



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2024年12月26日

P. VALLEY -16

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風防を取り付け、パイロットの搭乗。



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ENYA 36-4C AL-CHRO TN エンジンの搭載
プロペラはAPC 11×6
スピンナーに加工が必要だったのと、スピンナーを取り付けた事によりプロペラ取付け用ダブルナットが掛からないため、プロペラワッシャーを他のエンジンのパーツに変更して解決。



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エンジンブリーザーからの排出パイプは胴体下へ

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2024年12月16日

P. VALLEY -15

「 P.VALLEY 1500L 」のフィルム貼りを行いました。

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この機体の特徴であるトラス構造がわかるように、透かしタイプのホワイトフィルムを使用。

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風防とパイロット人形はこのあとに取り付けます。

ラジコン・エアクラフト・テクニックの高橋さんのカラーリングを参考にアレンジして、各々のフィルムを貼っています。

高橋さんのホームページ
「P.VALLEY」(製作編)

エンジン、サーボ&リンケージ、受信機、バッテリーを搭載すれば飛行可能となります。

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2024年10月07日

P. VALLEY -14

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テールギヤの製作
設計図では2mmピアノ線をラダーに直接取り付けられているのですが、同構造の別の機体で着陸時にラダーを損傷した経験からボディ後端部で荷重と衝撃を受け止める構造の製品を取り付けます。
ボディ後端部に取り付けるベースはプラスチック製でピアノ線をコイルスプリング形状にして衝撃を和らげる構造としています。
ピアノ線の先端はラダーに差し込むようになっています。


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ボディ後端部にプラスチックベースを取り付けるためのベニヤを接着します。


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プラスチックベースはタッピングスクリュウでベニヤに固定します。


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エレベーター左右を結ぶコの字型金具を2mmピアノ線で作り仮固定。


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水平尾翼にエレベーターを仮付け


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操縦席後ろのポッドの製作
正式名称は不明ですが、実機に於いて開放型操縦席の場合に風圧から操縦士を防護することと、着陸事故で前のめりに突っ込んだり横転することによる乗員保護の目的があるそうです。
(ロールバーの発展型という記載がありました)

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生地完成となりました。
胴体と主翼にフィルムを貼り、エンジンとメカを搭載すれば完成。


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2024年09月22日

P. VALLEY -13

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主翼中央後縁部分に2mmバルサを使用してエルロンホーン取付け用の溝を設けて接着し、その上から後縁材を接着します。


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主翼を胴体に固定する4mmボルトの受け側をベニヤでコの字型に切り出し、4mm爪付きナットを埋め込んでから胴体に接着します。



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主翼側のボルト固定部分に補強板となるベニヤ板を貼り、4mmボルトを通します。



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エルロン製作
図面の寸法より少し大きく切り出し、ヒンジ取り付け部の前縁をV型カットした際に希望通りの寸法に合わせます。



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エルロン前縁をV型にカットしたあとエルロンホーン差込部分を穴あけ加工しエルロンを仮に取り付けてみます。
エルロンの寸法は図面よりもやや大きめに作っています。


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2024年09月01日

P. VALLEY -12

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翼端の形状として前後方向に丸くなるように80mm幅バルサ材3枚で1枚になるように切り出して接着しておき上面に接着。



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下面はフラット形状なので1枚のバルサ材で接着。



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左右の翼端を接着した主翼全体




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2024年08月18日

P. VALLEY -11

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設計図中にもラジコン技術 2019年9月号にも記述されていないのですが、設計図主翼中央接合部分に主翼左右を接続するカンザシと思われる記載があります。(黒矢印の2箇所)
接合する部分の補強を行うのにこのカンザシを作ることにしました。



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設計図に翼端を100mm上げるようにして上反角が設定されているので、その角度を計算。
外部サイトの三角関数(底辺と高さから角度と斜辺を計算)に記入してみたところ7.6度と出たのでその角度になる型紙を作り、左右主翼の接続部に型紙を当てるとピッタリと合ったため、型紙をベースにベニヤで中央カンザシを2枚切り出しました。



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主翼前側リブを追加で接着し、後ろ側リブをトラス組みにする事で主翼の強度が増します。
トラス組みにする後ろ側リブ後端部の強度が不足気味のため、2mmバルサを新たに接着しています。



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前縁材と後縁材の下部にプランク材を接着し主翼中央カンザシを使用して主翼左右を接着。
そのあと前縁材と後縁材部分にカンザシを接着します。
主翼前縁材中央にノックピンとなる6mm棒を差込みセンターリブ前側とセンターリブ後側を接着。



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前縁材と後縁材の上部にプランク材を接着し主翼中央部下面のプランクを行います。



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主翼中央上面のプランクを行います。



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2024年08月10日

P. VALLEY -10

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主翼の製作
図面上でリブの上下に5×5ヒノキ材を通し接着


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前縁バルサ、後縁バルサを接着した後にメインギヤマウント材と補強ベニヤを接着。


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左右翼にスパー補強2mmバルサを接着


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3.5mmピアノ線2本をBESTOW(ビストウ)さんのベンリー・ベンダーを使用してメインギヤを作ります。


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メインギヤマウント材よりも前方に突き出す形状とするため、このような角度になります。



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2024年07月28日

P. VALLEY -9

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胴体前部の上側は図面上5mmバルサになっていましたが、成形の事を考慮し6mmバルサを接着。



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エンジンベッド横の成形は搭載するエンジンに合わせたため、ニードル部分を切削加工しています。



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トラス構造の始まり部分の胴体上部3X3ヒノキ材の間に4mmバルサをはめ込んだところも丸く成形。



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水平尾翼全体をサンディングし、垂直尾翼を接着。
垂直尾翼に角度が付かないように機首方向へのゲージと、水平尾翼に対して直角になるようなゲージを作ってから接着しています。


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2024年07月15日

P. VALLEY -8

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水平尾翼とエレベーター
図面に合わせて6mmバルサで全体を製作し、中央の上部のみ2mmバルサを前後に分割整形してから接着。



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垂直尾翼とラダー、両サイドに付くバルサブロック

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両サイドのバルサブロックを胴体後部に合わせて寸法を合わせ垂直尾翼に接着したあと整形する。



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胴体後部に水平尾翼を接着。


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垂直尾翼を載せた状態(接着前)



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2024年06月16日

P. VALLEY -7

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この機体の特徴となる3X3ヒノキ材7本を胴体上部に接着します。
ヒノキ材が真っすぐとなるように直定規を当てて曲がらないようにしています。


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胴体上部に4X4バルサをトラスに接着します。
本来は胴体上部の3X3ヒノキ材7本を接着する前に行う作業だったのですが順番を間違えてしまい、ロングノーズプライヤーを駆使しての作業となりました。



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胴体下部にも4X4バルサをトラスに接着します。
図面通りの位置とするため上部と下部は同じ向きとはならないように気を付けます。
主翼の後ろ側に4mmシナベニヤを接着します。(四角い板状の部分)



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胴体上部3X3ヒノキ材の間に4mmバルサをはめ込んで成形出来るようにし、それより前側部分に胴体プランク用2mmバルサを貼るための胴枠F5,F6とその上に2X5mmヒノキ材を接着します。


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4mmバルサをはめ込んだ部分より前側に胴体上部プランクとして丸めて整形した2mmバルサを整形のしやすいタイトボンドで接着します。





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2024年02月25日

P. VALLEY -6

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胴体側板の後半部に4X4バルサをトラスに組んで接着。
その後裏側補強材として2mmバルサを貼り、2X5mmヒノキ材を図面の位置に合わせて接着することで側板の完成。


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胴枠F1とエンジンマウントを図面に合わせて接着。
その際マウントの幅寸法と同じ外径のソケットレンチを挟んで高橋さん考案のパーフェクトクランプを使用して固定します。


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胴枠F2とF3を図面の位置に合わせて接着しますが、この時も高橋さん考案のパーフェクトクランプを使用して隙間が出来ないように押さえます。


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胴枠F3の前側に胴枠F7を接着しますが、F3よりも1mmだけ高くなるようにF7の寸法を合わせます。
それはこの後の後部胴体製作で3mmヒノキ材をF3に、2mmバルサをF7に各々接着するため1mmの差を無くすために必要なのです。


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胴体後部の上に設置する胴枠(F8〜F11)の上部を直線で結ぶため、F3とF12に定規を当てて寸法を確認し、各胴枠の高さを調整。
(定規の前側をF7の上に置いていますが、F3の高さまで調整済み)


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高さが揃ったところでF8〜F11を接着します。




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2024年01月08日

P. VALLEY -5

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胴体側板の前側と最後部を4mmバルサで製作。
80mm幅のバルサを使用したことで側板前側の高さが足りないため、新たにバルサを接着して寸法を確保しています。


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右側胴体側板前側に4X4ヒノキ材を接着し、その後側板最後部を接着します。
ヒノキ材が曲がらないように上下ヒノキ材に直定規を当ててクリップで挟みこんで固定します。


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左側胴体側板も右側同様にヒノキ材と最後部を接着しますが、左側胴体側板を図面上で製作したところ右側胴体側板に対しほんの少し寸法差が出たので作り直しです。
そこで寸法を合わせるため右側胴体側板を下に置きラップを敷いてその上で左側胴体側板の接着を行いました。


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この方法によって左右差の無い胴体側板が出来上がりました。
胴体最後部後ろのヒノキ材はこの後切断します。






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2023年12月10日

P. VALLEY -4

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同枠とエンジンマウントの製作

F1・F2・F3・F12 → 4mmベニヤ
F4 〜 F11 → 4mmバルサ
エンジンマウント→4mmベニヤ×3枚合わせ
搭載予定のエンジンに合わせてマウントの幅を決めています。



P.VALLEY-005.JPG

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メインギヤを固定するためのメインギヤ台の図面を元に製作します。
奥のメインギヤ台補強材 A,B,C,Dの各部品
手前の長いメインギヤ台はベースが4mmベニヤで、ピアノ線の太さに合わせてカットする方が3mmベニヤになります。



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2023年11月23日

P. VALLEY -3

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主翼用リブを2mmバルサに書き写し、通常のリブ22枚と前縁ダブルリブ用20枚(斜めトラス用18枚含む)の合計42枚切り出します。
斜めトラス用は長さが不足しますが、バルサを追加することで長さを調整します。


P.VALLEY-011.JPG
リブを整形するためリブ型の堅木を22枚のバルサリブの左右に配置したあとボルトで固定してから全体をサンディングし、その後スパー材の入る溝を加工します。


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このあと残りの20枚を同じ方法で整形します。
(右側が通常リブ用22枚 左側がダブルリブ&斜めトラス用20枚)

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2023年11月12日

P. VALLEY -2

P.VALLEY-002.JPG
ラジコン技術に掲載されている「P. VALLEY」の図面。

P.VALLEY-003.JPG
前回拡大コピーで図面を作りましたが、胴体側板や垂直尾翼・ラダーなどを切り出すために必要となる図面を、同じ寸法でもう一枚作成。



P.VALLEY-004.JPG
ラジコン技術に掲載されている原寸大の同枠。


P.VALLEY-005.JPG
ラジコン技術に掲載されているメインギヤ固定部分の部品図。



P.VALLEY-008.JPG
左のA4用紙にコピーした図面を右の工作用方眼紙にコピーしてから切り出します。



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工作用方眼紙は厚紙であり、シナベニヤとバルサに書き写すときに変形しにくいのです。


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2023年10月29日

P. VALLEY -1

P.VALLEY-001.JPG

次に製作する機体の図面を作りました。
「 P.VALLEY 1500L」です。
ラジコン・エアクラフト・テクニックの高橋さんが新たに図面を引き直されたもので、高橋さんのホームページに記載されています。
「P.VALLEY」(製作編)

ラジコン技術 2019年9月号に同枠、リブ原寸図付きの図面が載せられていますので、コピーで原寸大まで拡大しました。

主翼、尾翼、胴体で各々作り、写真撮影のため原寸図と同じ位置関係で並べました。
ちなみに左下のA4用紙がラジコン技術と同じサイズでコピーしたもので、拡大した大きさがわかります。

この機体の特徴として胴体の後半部分がトラス組みとなっており、従来製作してきた機体のようなバルサ製側板がありません。
はたして上手く作れるのか心配な部分もありましたが、高橋さんより貴重なアドバイスを頂きましたので、安心して製作出来そうです。

材料を確保してから製作に取り掛かりますが、来年の秋の飛行会を目標に時間を掛けて作ります。


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