
倉庫に置いてあるCONCEPT60SR2を見ていて懐かしくなり、久しぶりに飛ばしてみたくなりました。
2機あるうちの奥側の機体はCONCEPT60SR2のエンプラ(エンジニアリングプラスチック)製のフレームを持つタイプで、SRからSR2になった時(1995〜6年頃?)に購入したものです。
2年ほど飛ばしたあとクラブ員のYさんに譲ったもので、Yさんも何年か飛ばされたあとクラブ員のSさんに譲られました。
Sさんも何年か飛ばされたあと再びYさんのところに戻り、Yさんが今から3年ほど前にクラブ内の飛行会にて飛ばされたあと再び私の手元に戻ってきた機体なのです。
私の知る限りその間一度も墜落することはなく、製作者の私の元に戻ってきたというちょっと不思議な縁のある機体です。
手前の機体はCONCEPT60SR2のカーボンフレームZEAL仕様です。
もともとCONCEPT60SR2のノーマルキャビン仕様だったものに、オプションで出ていたアクセル(AXEL)ボディを装着したもので、フロントセクションとリヤセクションが別々になっている当時の流行であったセパレートボディです。
2機とも搭載エンジンは当時のスタンダードであったOS MAX-61SX-H WCで、エンプラ機は純正キャブレターにOS製インフライトニードルコントローラーを装着、カーボンフレーム機はOS製ミクスチャーコントロールキャブ(60D)を装着しています。
マフラープレッシャーを取っていた燃料タンクからの燃料は、高回転時、中速回転時、低速回転時で各々燃圧が違うため、燃料の残量によってエンジンの調子が変化しやすく、その変化をなるべく無くすための苦肉の策がインフライトニードルコントローラーで、更に細かく調整できたのがミクスチャーコントロールキャブだったのです。
ミクスチャーコントロールキャブは、スロットルカーブに合わせてプログラムミキシングを掛ける必要があったため調整が難しい反面、セッティングが決まれば気持ちの良いパワーと安定性が得られました。
今では加圧ポンプ付きエンジン&燃圧コントロールが可能になったキャブレターとサブタンクの存在で、エンジンの調子は非常に安定したものとなっていますね。
このエンプラ機を引っ張り出して飛ばすために、サーボやジャイロなどを現在販売されているものに変更し、ポテンシャルアップを図ります。
当時のサーボはJR NES-4000スーパーサーボで、ジャイロはJR NEJ-3000の振動ジャイロでした。
これを現代のデジタルサーボと軽量で高性能なジャイロを搭載すれば、楽しい機体になりますね。
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posted by アムロジン at 22:14|
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京商コンセプト60SR2