2018年04月29日

コンセプト60SR2 復活後 飛行調整

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復活後の飛行調整を行いました。
エンジンはプラグを新品交換しただけで一発で始動し、アイドリングも安定しています。
ホバリングはエンジン回転数が少し高いように思えましたが、当時の60クラスのギヤ比を考えれば順当な回転数です。

ジャイロの感度は最大限に強く(150%)設定しているのに、抑えが弱く感じたためサーボホーンのボール位置を外側に付け替えてみたところ、ハンチングが出たので効きは十分に上がりました。

アイドルアップで上空に上げてみたところ最大ピッチが強かったため少しピッチを下げると、エンジン回転数が下がることもなくスピードが上がったので、最大ピッチも良いところにきたようです。

ホバリング中はフライバーレス機のように3軸ジャイロが機体を止めているという感覚と違って、かなり忙しく送信機の操作を行わなければならず、フライバー(スタビライザーバー)付の面白さと難しさの感触がよみがえってきました。

現役で飛ばしていた頃は、もっと座りが良かったような気がしたのですが、たぶん腕が鈍ったのを機体の責任と思いたいんでしょうね。(たぶんではなく間違いなく・・・ですね)




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2018年04月15日

コンセプト60 SR2 再々復活

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バレリーナ40SRの初飛行が出来ない為なのか、あるいはフライバーレス機ばかり飛ばしていたせいなのかフライバー付きのヘリを飛ばしたくなったので、倉庫に戻していたコンセプト60 SR2を再々度引っ張り出して飛ばせるように整備。


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最初は上のRG731BX受信機を使う予定で送信機のセッティングも終えたのですが、7ch全てを使いきってしまうため(X Busであれば追加ch可能なのですが・・・)、以前使用していたRG1131B受信機をリトルホーク号から外し、RG731BXをリトルホーク号に搭載。


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受信機用バッテリーにリフェ2セル(6.6V)を使用するため、テールサーボ用レギュレーター PS-01(フタバ製)を使用してテールサーボのみ電圧を5Vに制御。


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フライバー付の面白さを再び味わいます。




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2015年09月27日

Concept 60SR2 復活

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所属するRCヘリクラブの秋季飛行会において旧作機を飛ばそうという「旧機祭り」ということで、もう20年前の機体である「Concept 60SR2」を復活させました。

昨年9月に一度復活させて飛ばしましたが、秋季飛行会に参加出来なかったため墜落させないうちに倉庫へ戻していたのですが、今回の「旧機祭り」で再度飛行させようと思い、もう一度サーボとジャイロを搭載しました。

サーボもジャイロも昨年搭載したものをそのまま組み付けたのですが、昨年飛ばした時にジャイロが思ったほど効いていなかったため、ジャイロ側の設定と送信機側の設定を少しだけ変更しています。

あとはテスト飛行を行って、秋季飛行会に備えましょう。

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2014年11月16日

Concept 60SR2 元の倉庫へ戻します

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ローターグリップのラジアルボールベアリング交換を行ったConcept 60SR2の振動確認を行ってみました。
メインローターのトラッキングのズレは無く大きな振動は出ないものの、テールサポートより後ろに細かい振動が残っており、メイン系の振動が消えていない結果となりました。
上空飛行でアイドルアップを入れてみても問題なく飛んでいるので、3D飛行でも・・・と思いましたが、20年前の機体に無理を与えて墜落させてしまっても本末転倒なので、形あるうちに回収するため着陸させました。
振動についてこれ以上原因を追求するつもりはないので元の倉庫に戻す事とし、サーボは搭載したままにしてその他は外し、次の機体に搭載します。
たぶん600クラスになると思いますが、3軸ジャイロのTAGS-01が残っているのでフライバーレス2ローターになる予定です。
当初450クラスの機体を購入するつもりでしたが、機体のサイズが小さいため、550〜600クラスの方が飛ばしやすいだろうと判断をし、450クラスは将来的に購入という事に・・・。




posted by アムロジン at 22:52| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年11月12日

Concept 60SR2 ベアリング交換

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ローターグリップ内のスラストベアリングを交換したConcept 60SR2の振動が消えない原因として、今回ラジアルボールベアリングも交換します。
このベアリングのサイズは一般的に流通しているタイプであったので、グリップ分の4個を取り寄せました。



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交換するのは矢印の部分で、青は新品、赤が使用品です。
使用品に抵抗を掛けて回してみましたが、特にゴロゴロすることもなく、これでトラッキングのズレが解消されるのかどうか、飛ばしてみないとわかりませんので、次回の飛行時にトラッキングのズレから出る振動を確認してみましょう。




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posted by アムロジン at 19:14| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年10月26日

Concept 60SR2 振動の原因2

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昨日スラストベアリングを交換したConcept 60SR2を飛ばしてみました。
最初の飛行ではメインローターのトラッキングのズレも発生せず振動が全く出なかったので、修理完了と思われました。
その後会長のYさんが飛行場に来られ、「Concept 60SR2の飛ぶ姿を見てみたい」とのご希望で、2回目のフライトを行いました。
すると先ほどの飛行では全く出なかった振動が出始めて、ローターのトラッキングも少しズレています。
ということは、スラストベアリングだけの問題ではなく、画像のラジアルボールベアリングにも問題があったということですね。
早々にラジアルボールベアリングを準備し、交換することにします。

それとY会長から「このConcept 60SR2、いま見ると小さい機体やね」と言われ、現役時代はそんなこと思いもしませんでしたが、確かに今の91クラスや700クラスと比較すると小さく感じます。
これも時代による変遷ですね。



posted by アムロジン at 17:57| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年10月25日

Concept 60SR2 振動の原因で更に部品交換

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前回部品交換したあと飛行テストを行ってみると、ホバリング時に振動の出る時と振動の消える時があり、振動の出る時はメインローターのトラッキングが少しズレ、振動の消える時はトラッキングが合っています。
ホバリング状態でスロットルを上げ下げすると、その状態が顕著に現れこのトラッキングのズレが振動の発生になっている事がわかりました。

という事は、ローターグリップ内にあるスラストベアリングの破損でグリップの回転が円滑に行われず、メインローターのピッチがズレるという事です。
スラストベアリングのサイズを測ると8×16×5であり、現在容易に入手しやすいものとしてJR製のベアリングで交換しました。

早々にテスト飛行を行い振動の有無を確認してみましょう。

posted by アムロジン at 23:27| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年10月02日

Concept 60SR2 振動

先日浮上させたConcept 60SR2に振動が出ていた原因を探ってみました。

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(現役で飛ばしていた頃にストックしていたパーツを準備)

まずはメインマストの曲がりを疑ってみたものの曲がりは全くなく、振れのない状態でした。
次にスタビライザーバーの曲がりを確認しましたが、これも大丈夫です。


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残るはローターヘッドのスピンドルとなりますが、スピンドルを外してみると傷らしき光る部分(赤矢印)があり、これは無条件で交換することに。
そしてスピンドルを支えているベアリングのうち、スラストベアリング(黒矢印)のグリスが不適切な状態であったので、ベアリング清掃後スラストベアリング用グリスを塗布。

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その後新品のスピンドルをヘッドに組み込みグリップを取り付けて機体側は終了です。

そのあとメインローターのバランス確認を行いました。
いま手元にあるメインローターは、私が過去に飛ばしていた時のローターが1セット、その後のオーナーによって準備されたローター2セットで、3セットあるうちの1セットのみ使用したのですが、バランスを確認してみると重心位置は合っていたものの、左右バランスに違いがみられたので修整。
残りの2セットは重心位置も左右バランスも合っていたので、次回はこのバランスの取れていたローターを使ってみる事にします。
それらに加えブラーボ91用のローターが660ミリでありConcept 60SR2と同じ長さであるので、上記のローターでも振動が出る場合にブラーボ91用のローターを使ってみるのもアリですね。



posted by アムロジン at 21:33| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年09月23日

Concept 60SR2 浮きました

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机上セッティングの終わったConcept 60SR2を浮かしてきました。
飛ばしてきましたと書きたいところですが、ニードル位置が大幅に狂っており、ホバリング程度の調整だけで1タンク終了。
2タンク目でメインニードルまで合わせたものの、スロットルカーブとピッチカーブの調整で時間が掛かったのと、機体全体に振動が出始めたため、上空飛行は無理と判断し、本日のConcept 60SR2は浮かしただけで中止です。




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Concept 60SR2終了後、しばらくして久しぶりにKさんが飛行場にいらっしゃいました。
ガソリンエンジンの産業用3Blade機を調整されているようで、画像後ろ側Hさんからユーザーさんの機体のセッティングを依頼されたようです。

セッティングの様子を見ていると、ガバナー付きのためパソコンを通じて何度も機体側CPUへデーターの書き換え(ローター回転数とジャイロゲイン)を行って、安定性の良いところを探っているようでした。

最終的にローター回転数をもう10rpm上げ、ジャイロゲインを150から200へ上げたところで決まったようです。
確かに最初の状態と最終の状態では雲泥の差があり、ローター回転数とジャイロゲインが見事にマッチしているのがハッキリとわかります。

このあたりのセッティング術、Kさんの腕の良さ(経験)がハッキリと出た瞬間でしたね。


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posted by アムロジン at 21:00| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年09月13日

コンセプト60SR2用 メインローター

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コンセプト60SR2を飛ばしていた当時のメインローター
ハイプロダクト(上)
PG−60 グラスローター 660mm

ハイプロダクト(中)
GW−60グラスローター 660mm
プログレッシブDSだと思っていたのに翼型がSキャンバーなので 違いますね。
前オーナーから頂いたものです。

DYプロダクト(下)
NEW F1ローター(詳細不明) 660mm
このローターは前オーナーが使用していたもので、私は使用した事がありません。


この中のPG60を使って飛ばしてみることにします。



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posted by アムロジン at 22:42| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年09月12日

Concept 60SR2 机上セッティング完了

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ジャイロ&サーボの仮組込みが出来た時点でボディを装着し、重心位置を確認してみると、かなりのテールヘビーになっており、バッテリー搭載位置を前側最大限に置くため、プレートを製作しボディギリギリまで伸ばしました。
それでもテールヘビーであったため、バランスウェイトをボディ内前方に貼付けましたが、なんと90gも貼り付けなければならないという結果に驚きです。
現役で飛ばしていた当時、受信機用バッテリーが単2サイズで大きく重いNi-Cd(ニッカド)タイプであったため、バランスウェイトを貼付けなくても、重心位置が合っていたんですね。
サーボ舵角を各々合わせ、あとは飛行場にて飛行テストを行うだけとなりました。

所属クラブの秋の飛行会で、旧作機を持ち込んで飛ばしましょう!という企画があり、旧作機での参加者に記念品が贈呈されるそうです。
さて、このConcept 60SR2は旧作機に該当するのでしょうか?
飛行会当日が楽しみです。

その前に調整飛行をやらないといけませんねぇ〜
posted by アムロジン at 22:50| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年09月10日

Cocept 60SR2 ジャイロ&サーボ 仮組込み

準備したジャイロとサーボをフレームに搭載し、リンケージを行うための仮組込みを行いました。
右側は上から順にエレベーターサーボ、テールピッチサーボ、その左奥側にメインローターピッチサーボ、スロットルサーボの4つです。
スワッシュプレートの後側にジャイロセンサーを載せていますが、このセンサーを置くマウントは、往年のオメガプロフェッサーのパーツを使って、マウントとして再利用しています。

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左側は上から順に、エルロンサーボ、ニードルコントロールサーボです。
この2つのサーボの間にスイッチプレートがありスイッチを取りつける事が可能ですが、ピッチサーボの配線を通したためスイッチが取り付けられず、燃料タンクに両面テープで固定しています。
実はこの場所のほうがスイッチの操作がラクになるメリットがあります。
以前はエレベーターサーボ上のフレームにスイッチを付けていましたが、SANWAのスイッチでは配線の長さが足りず、燃料タンク上になったというのも理由のひとつです。
あとは送信機でサーボの動作量を決めるセッティングですが、3D用に作動角を多く取ってみましょう。


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posted by アムロジン at 08:27| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年09月06日

Cocept 60SR2 ジャイロ&サーボ

Cocept 60SR2に搭載するジャイロとサーボの準備が出来ました。


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ジャイロは以前アミーゴ50で使用していた双葉のGY520+BLS254を再び使う事にし、サーボはカルトロビン(30年以上前のジャイロコプター)に搭載していた新品のサンワ94842(0.16sec/60° 8.0kg・cm)です。
カルトロビンは一昨年サーボを搭載しただけで、一度も飛行させないままお蔵入りになったため、有効利用での採用です。
サンワの94842サーボは4個しかないので、更にもう1個デジタルサーボを準備したかったのですが、手元にないので従来からのアナログサーボ(JR NES-8101、 0.22sec/60° 6.5kg・cm)を使用します。
送信機はJR XG14を使用するので受信機もJRで、送信機セットで購入したRG1131B を使用します。

スワッシュプレートとコレクティブピッチ操作で3サーボ、スロットルで1サーボ(ここまでが94842)、ニードルコントロールで1サーボ(8101)、テールピッチコントロールで1サーボ(BLS254)、合計6サーボになりました。
双葉のGY520ジャイロはAVCSシステムでF3C&3Dに対応しており、アミーゴに搭載している時の安定性はピカイチでした。

Cocept 60SR2を現役時代に飛ばしていたスタイルはF3Cでしたが、当時の京商専属フライヤー高柳氏が3Dで地面スレスレの背面ホバリングを行っていたことを思い出し、今回の目的を3D用としてセッティングするつもりです。
ローターも当時の対称翼型ローターであるハイプロ製DS(660)が残っていたので、これを使用します。

それではエンジンが無事に掛かってくれることを祈りながらジャイロ&サーボを組み込みましょう!


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posted by アムロジン at 23:03| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2

2014年09月05日

Cocept 60SR2

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倉庫に置いてあるCONCEPT60SR2を見ていて懐かしくなり、久しぶりに飛ばしてみたくなりました。

2機あるうちの奥側の機体はCONCEPT60SR2のエンプラ(エンジニアリングプラスチック)製のフレームを持つタイプで、SRからSR2になった時(1995〜6年頃?)に購入したものです。
2年ほど飛ばしたあとクラブ員のYさんに譲ったもので、Yさんも何年か飛ばされたあとクラブ員のSさんに譲られました。
Sさんも何年か飛ばされたあと再びYさんのところに戻り、Yさんが今から3年ほど前にクラブ内の飛行会にて飛ばされたあと再び私の手元に戻ってきた機体なのです。
私の知る限りその間一度も墜落することはなく、製作者の私の元に戻ってきたというちょっと不思議な縁のある機体です。

手前の機体はCONCEPT60SR2のカーボンフレームZEAL仕様です。
もともとCONCEPT60SR2のノーマルキャビン仕様だったものに、オプションで出ていたアクセル(AXEL)ボディを装着したもので、フロントセクションとリヤセクションが別々になっている当時の流行であったセパレートボディです。

2機とも搭載エンジンは当時のスタンダードであったOS MAX-61SX-H WCで、エンプラ機は純正キャブレターにOS製インフライトニードルコントローラーを装着、カーボンフレーム機はOS製ミクスチャーコントロールキャブ(60D)を装着しています。
マフラープレッシャーを取っていた燃料タンクからの燃料は、高回転時、中速回転時、低速回転時で各々燃圧が違うため、燃料の残量によってエンジンの調子が変化しやすく、その変化をなるべく無くすための苦肉の策がインフライトニードルコントローラーで、更に細かく調整できたのがミクスチャーコントロールキャブだったのです。
ミクスチャーコントロールキャブは、スロットルカーブに合わせてプログラムミキシングを掛ける必要があったため調整が難しい反面、セッティングが決まれば気持ちの良いパワーと安定性が得られました。
今では加圧ポンプ付きエンジン&燃圧コントロールが可能になったキャブレターとサブタンクの存在で、エンジンの調子は非常に安定したものとなっていますね。

このエンプラ機を引っ張り出して飛ばすために、サーボやジャイロなどを現在販売されているものに変更し、ポテンシャルアップを図ります。
当時のサーボはJR NES-4000スーパーサーボで、ジャイロはJR NEJ-3000の振動ジャイロでした。
これを現代のデジタルサーボと軽量で高性能なジャイロを搭載すれば、楽しい機体になりますね。



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posted by アムロジン at 22:14| Comment(0) | 京商コンセプト60SR2