
以前から不具合の発生していたプラグヒート用バッテリーを新規に作りました。
と、いっても中身はJR時代の受信機用Ni-Cd電池(公称 4.8V 1,100mAh ) で、カルト60バロンαに付いてきたものです。(25年以上前の製品?)
これを作るきっかけとなったのは、単1型アルカリ電池4本を並列にし、ケース内に収めて大容量のプラグヒート用バッテリーを製作しているブログを見たからです。
このブログを書いた人は、コールドプラグをヒートさせるのにNi-MHの電圧では低くてダメだということから単1型アルカリ電池を使用されたそうです。
同じようにしてNi-MHバッテリーとバッテリーホルダー1本用を4個使用して並列に接続すれば、大容量バッテリーの完成と思いましたが、各々の価格が思いのほか高いので手が出ませんでした。
それならばカルト60バロンαに付いてきたJR製Ni-Cdバッテリーをバラして並列にすれば・・・という安易な考えで作ろうと思ったのです。
このバッテリーを何度か充放電しているうちに復活してきたので、中身をバラして直列から並列に変更し、公称1.2V 4,400mAh へと変更。
1本あたりの容量はかなり減少しているはずですが、4本並列であれば少なくとも2,500mAhぐらいになるだろうと思って製作。
バッテリー間の接続はAWG16コード(1.25sqコード)によるハンダ付けで、コネクターはワニ口クリップの挟みやすいXT60コネクターです。
この状態で2.2A(0.5C)充電を行ったところ
@回目 2,700mAh充電 その後 端子電圧0.9Vまで放電
(なんと2,500mAhを超えている!)
A回目 2,930mAh充電 その後 端子電圧0.9Vまで放電
B回目 3,031mAh充電
と少しずつ増えていき、最後に0.5Aで追い充電したところ878mAh入ったので、合計3,909mAhになりました。
このあと2Aで100%放電を行い、0.5Aで充電してみたところ3,926mAh入りました。
もう少し充放電を繰り返して4,000mAhを超えてくれればプラグヒートで丸一日使用しても十分持つと思われるので、出来るだけ復活させてみます。
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posted by アムロジン at 20:58|
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