
エンジンのスロー回転確認
YFC飛行場でバルブの位置調整を行ったものの、カブリ気味になる為、再度分解するとまたズレた状態となっており、再び位置調整を行いました。

赤矢印のバルブが青矢印の中に入るのですが、赤矢印バルブの先端の切り欠きが青矢印キャブレターローター奥の凸部に嵌まることで正常な燃料調節が行われ、スロー調整が可能となります。
今回バルブの切り欠きがローターの凸部に嵌っておらず燃料が絞り切れずにカブリ気味となったのです。
切り欠きが凸部に嵌るように位置調整してエンジン始動すると、ようやくスロー回転が続くようになりました。
その状態からアイドル調整ネジ7(緑矢印)を左に回してバルブを開けていくとスロー回転が甘めながら安定したスロー回転が続いたので、アイドル調整バルブの位置設定は終了です。

YFC飛行場にて初飛行準備。
エンジン始動するとアイドル調整バルブの位置が正常になったことで安定したアイドリングが続き、そのままホバリングを行うことが出来ました。
メインローターのトラッキング調整とテールローターのピッチ調整を行ってホバリング調整終了。
その後メインニードルの確認でホバリングからフルスロットルを与えると、メインローターの高回転と同時にカン高い排気音が発生し、スロットルを閉じても回転の収まりが遅く、ニードルの絞りすぎになっています。
メインニードルを1/2回転開けて再度フルスロットルにすると、ほとんど変化がないまま焼けている感じです。
さらに1/2回転開けても変化が無く、もう1/2開けてもほとんど変化が得られませんでした。
トータルでメインニードルを3回転開けたにも関わらず、明らかに燃料不足です。

Tさんから「燃料フィルターが原因じゃないの?」と言われ、フィルターを外して息を吹き込むと、スムーズに流れずかなりの抵抗を感じました。
Tさん曰く「このフィルターってあまり評判良くなかったよねぇ」と言われ、別のフィルターに交換することになりました。

YFC会長から新品のテトラフィルターを提供して頂いて交換し、ホバリングからフルスロットルを与えると、かなり甘い状態となり燃料がスムーズに流れているのが判りました。
う〜ん、古い燃料フィルターは使っちゃいかんな!

何度かフルスロットルを行いメインニードルを適度な位置に調整しましたが、テールのハンチングが収まらず、取り付けたテールローターが長すぎたようです。
テールローターを95mmから80mmに変更。
次回の飛行でハンチングが収まれば、カーボンローターを取り寄せて交換ですね。
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posted by アムロジン at 22:06|
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アミーゴ50 2号機