2024年10月27日

アミーゴ50 2号機 -3

アミーゴ50 2号機の初飛行を行おうとYFC飛行場へ。
不具合が多く見つかり現場で応急処置を施したあと戻ってきてから修復作業を行いました。

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重心位置を合わせておらず、急遽オモリになるものとしてプライヤーをボディ内にテープで固定し、その重さと同じバランスウエイトを貼り付けました。


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燃料をタンクに送油したところ、サブタンクの口金から燃料漏れがあったので、シリコンボンドを口金部分全面に塗布。
タンク内を洗浄する時に口金のゴムパッキンを損傷させたようで、密閉性が悪くなったようです。


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エンジンが始動せず、初爆もない状態でプラグの点検やニードルの開度調整を何度も行っても全く掛からない状態でした。
そのうち燃料過多でエンジンロックする始末。
メインニードルではないと思い現場でアイドル調整バルブを分解してみるとバルブの切り欠き部分がズレている状態だったので、位置合わせを行って始動してみると何事もなかったように掛かりました。
事前にこの部分を分解・清掃しており、その時にズレたものと思います。


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エンジンが回るようになったもののクラッチが切れない状態であり、そのままスロー回転状態を続け徐々に回転を上げていったいったところ、メインローターのアンバランスのような大きな振動が出ました。
よく見てみるとメインローターグリップの付くスピンドルが片側に引っ張られた状態であることが判明。
これ以上のことは飛行場では不可能と判断し、片付けて帰ってきました。

ヘッドを分解しスピンドル関係の組付け状態を点検すると、ベアリングとカラーの位置関係が説明書通りになっておらずスピンドルに取り付けられているメインローターグリップがスピンドルに対しスラスト方向に動いてしまう不具合がありました。
説明書通りにカラーの位置を変更したところ、メインローターグリップはスラスト方向に動く事も無く組み付け完了。(事前の点検不良が原因ですね)
Yさんが組み上げられたものであればこのような組付け間違いは無かったと思いますが、他の人が組付けたことで不具合が発生し、まともに浮かすことも出来なかったのではないかと思います。
クラッチの切れ不良を改善したあとエンジンを掛けて様子確認ですね。


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2024年10月26日

アミーゴ50 2号機 -2

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エンジンはYさんが使用していた OS MAX-50SX-H RING Hyper 。
マフラーも一緒に受け取っていますので、それを装着しました。



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送信機・・・・・SANWA SD-10G
受信機・・・・・SANWA RX-631
バッテリー・・・KK HOBBY LiFeバッテリー 6.6V 2100mA
レギュレータ・・フタバ サーボ用レギュレーター PS-01
サーボ・・・・・Blue Arrow D50011MG
テールサーボは4.8V仕様なので、PS-01レギュレータを使用し5Vを出力します。
ピッチサーボのホーン取付け角度とヘッド周りのリンケージ長さは説明書通りにせず、自分の飛行スタイルに合うように調整しています。


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ジャイロ・・・・JR G490T
JR製ヘディングロックジャイロの購入は、ブラーボ91の G7000T 以来です。
ヘディングロックではないNEJ-3000ジャイロを持っていますが、SANWAプロポでは作動しない為、G490Tの購入となりました。



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テールサーボ・・JR NES-2700G
旧タイプのNES-2700Gでは不動の可能性がありましたが、JR G490Tジャイロに接続したところ問題なく作動しました。
調べてみたところNES-2700GサーボはJRスーパーサーボ(テールサーボ)となるため、G490Tでの使用が可となっていました。
ラダーサーボトレイはTAYA製ではなく、Quest NEO CALIBER E6S 550のものを流用。



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50クラス スタビライザーバー付きヘリコプター「アミーゴ 50」の完成。
メインローター・・・ジグソー GP4 600 UD CARBON (JR エルゴ50から拝借)




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2024年10月20日

アミーゴ50 2号機 -1

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アミーゴ 50 2号機
YFC会長のYさんの好意(厚意)によってこの機体を譲り受ける事が出来ました。
以前購入した中古アミーゴのスペアの機体だそうで、Yさんが組み立てたものではありません。
長期保管による外観の油汚れを落とすため可能な限り分解し付着していた汚れや錆を落とす事と、ベアリングへのグリスアップや各リンク類の摺動を向上させる加工などを行っています。
特にヘッド周りのリンクの動きが固くピッチアップ&ダウンの動きが重いだけでなく、スタビライザーシーソーの動きにも影響があるほどでした。



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エンジンは 「OS MAX-50SX-H RING Hyper 」
マフラーもありますので、必要なパーツを準備してから搭載します。

アミーゴに関しては楽しい機体であるという印象が強く、この機体も楽しめるようなセッティングにする予定です。



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2024年10月07日

P. VALLEY -14

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テールギヤの製作
設計図では2mmピアノ線をラダーに直接取り付けられているのですが、同構造の別の機体で着陸時にラダーを損傷した経験からボディ後端部で荷重と衝撃を受け止める構造の製品を取り付けます。
ボディ後端部に取り付けるベースはプラスチック製でピアノ線をコイルスプリング形状にして衝撃を和らげる構造としています。
ピアノ線の先端はラダーに差し込むようになっています。


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ボディ後端部にプラスチックベースを取り付けるためのベニヤを接着します。


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プラスチックベースはタッピングスクリュウでベニヤに固定します。


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エレベーター左右を結ぶコの字型金具を2mmピアノ線で作り仮固定。


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水平尾翼にエレベーターを仮付け


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操縦席後ろのポッドの製作
正式名称は不明ですが、実機に於いて開放型操縦席の場合に風圧から操縦士を防護することと、着陸事故で前のめりに突っ込んだり横転することによる乗員保護の目的があるそうです。
(ロールバーの発展型という記載がありました)

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生地完成となりました。
胴体と主翼にフィルムを貼り、エンジンとメカを搭載すれば完成。


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2024年10月06日

ENYA 36-4C AL-CHRO TN

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P. VALLEY 1500L に搭載するエンジンは 「ENYA 36-4C AL-CHRO TN 」

4C40クラスのエンジンを搭載するにあたり現在販売されているのは
@ SAITO FA-40a
A ENYA 36-4C AL-CHRO TN
B ENYA 41-4C
この3機種のみで、以前から使ってみたかった ENYA 36-4C AL-CHRO TN にしました。

SAITO FA-30SHを ズリンZ526 で使用していることもあり、次の4サイクルはENYAを搭載したかったというのも理由のひとつになります。



posted by アムロジン at 19:44| Comment(0) | ENYA